STORY
守れない約束が、幼なじみを傷つけてしまう。
本気になる高校生が、大人を本気にさせるために動く。
岡山県倉敷市に住む高校生3人、蒼(あおい)、祈一(きいち)、紅子(べにこ)。
ある日、蒼と祈一は紅子の兄で自閉症のきょんくんを落ち着かせるため、とっさに「倉敷美観地区の鶴形山から打ち上げ花火を上げる」と約束をするが、紅子は「口先だけのできない約束では兄を傷つける」と怒り涙をこぼす。
ショックを受けた蒼と祈一は約束を果たそうと行動を起こす。その矢先、美術館の学芸員の「美観地区の花火は綺麗だろうね」という言葉に、蒼と祈一は協力を求めるが「本気の賛同者を100人集めて」と条件を出される。
小さな約束が若者の本気を引き出し、その姿が大人を動かし、街のみんなに広がればこの花火はただの花火ではなくなるのだが・・・